痩せました!(WKさん)2017.9

入会時、私は病気治しの為のお教室だと思っていたので、通う理由として、何がしかの病気を治したいと言う理由がないと、お教室に通う資格がないのではないかと思っていました。

その為、先生にお送りしたメールでの入会理由には、幾つかの病名を連ねました。

確かに、高血圧、高脂血症、脂肪肝、飛蚊症、胆のうの壁が厚くなっている等、細かい病気と言えるものはありましたが、たちまちどうこうというものではなく、治ったらラッキーぐらいなものでした。

私の食生活と言えば、私は結婚するまで一人暮らしが長く、働いていた頃は朝食抜きの代わりにお砂糖の入ったコーヒーやミルクティーで空腹を満たしランチは外食が定番で、自炊は週に2回程度。下手をすると夜も飲みに出かけたりの外食生活でした。

また、結婚後も遅くまで仕事をしている主人の帰りを待っての夕食に付き合い、深夜に摂ることが多く、若い頃からのそんな食生活の乱れが祟り、太りやすい体質になりました。

36歳での出産で体重が13キロ増え、減らぬまま、39歳での出産。

そこからも、お料理を目の前に出されたら食べますが、自分の為に作るのが面倒臭く、食べるなら寝ていたいタイプの私は、子ども達を送り出してからは朝昼兼用でパン一枚で済ませ、夕食に子ども達と一緒にシッカリ食べる肉食生活でした。

2子出産から13年。体重が増加したまま増えはするものの、減る事もない体重を何とかしなければ!と言う思いでした。

 

そんな時、先生のお教室に8年ぐらい通っていらっしゃるOさんが、「マクロビをやったら直ぐ痩せられると思うよ。」と。

彼女は嘘をついたりするような人ではなく、彼女の言う事には何事にも信ぴょう性がありました。

ですので、それならばやってみよう。まずは疑いながら信じてやってみるでした。

購買意欲もなくなり、洋服を買おうにも入るか入らないかで選択する現状から脱したい。

一念発起しての半断食に至りました。

これが最初(1月中旬)の半断食でした。

Oさんとご主人、後に一緒にお教室に通う事となるYさんが私と一緒に半断食の伴走をしてくれました。


子注:
私も教室を始めて最初の頃、受講生さんが半断食、断食をしたいとき、一緒にしてあげました。
同じ時期に、同じ日に、同じような反応が出るので、例えば、貧血、舌苔、などが出るので、受講生さんに処置のアドバイスがしやすい、また、受講生さんが、一緒に伴走してもらっているという安心感、があるので。

こんなありがたい友人に囲まれて仕合わせですね。



最初の半断食のお蔭で花粉症も軽く済み点鼻薬も目薬も不要になり、毎日のように下痢をしていたのがピタリと止まりましたが、バナナの様な便りはなく若干硬めでした。

足の浮腫みも取れ、体重は2週間で4キロ落ち、自分自身でも驚いていましたが、それより何より周りの人から、どうやって痩せたのかと質問の嵐でした。

その度に、こういう事をやったんだと説明するも、皆、口々に「お酒が飲めないのも、甘い物も食べられないなんて、私には無理!」とおっしゃいます。

強制するものでもないので、まずは私が結果を出す、そして、万が一、病気になった時に私の話を思い出してくれたら良いかなと。まずは自分だけお仕合せに

 

話が前後しますが、私がお教室に通おうと思ったキッカケは、マクロビオティックのとっかかりを知りたかったと言うのもありますが、先生の遺言書とおっしゃる“食べ物を変えると、からだも、運命も変わります”の本のP18の中に“恩師の親切な心に対して義理が立つかと思ったのです。“とあります。

正に、これこれ!私が今の仕事をしようと思ったのもそうそう!と共感できる部分があり、私は先生にお会いしたくなったのです。

ご親戚の方のお話しや、龍の子太郎のお話しに涙を浮かべられお話しされる恭子先生は、本当に思いが溢れ熱い方なんだなぁと思いました。

それ故に厳しいお言葉もいただきますが。

愛情の裏返しですよね。恭子先生!

 

お教室に通い始め、先生から半断食を2週間して来るようにと宿題が出ましたが、友人とのランチや家族と一緒に普通食を食べたりの怠け者半断食でした。

これも先生にはお見通しでした。

私にとっての2回目の半断食は美味しい物を食べつつマクロビ食を取り入れるでしたが、それでも更に体重は2キロ落ち、若干体重増加しても落ちた体重に引き戻されるのが不思議でした。

普通のダイエットだったら呆気なくリバウンドするはずですが、マクロビってスゴイ!

 

人参などの野菜の総重量を量り、必要なグラム数に達するまで、少しずつ切っては量り切っては量りを繰り返し、無駄の無いように野菜を切る。この作業に慣れてくると大体の目分量で必要な重さに近づくようになってきました。

また、食材を無駄にせず使い切れた時、達成感に似たものを味わい、物を無駄にしないと言う事がとても楽しくなってきました。

 

最初は、自分のご飯に家族のご飯・・・考えただけでも大変そうだからと二の足を踏んでいた半断食メニューも、子ども達が学校に行っていない間に自分の食事を作ってしまえば、お腹がすいた時に自分だけサッサと先に食事を済ませ満腹感の中、家族の食事の支度ができると思えば意外と楽ちんです。

玄米とけんちん汁に加えて12品がとても大変な事の様に思えハードルが高かったのですが、レシピの手順を読んでみると意外と簡単にできるメニューも多く、「子ども達にはお肉かお魚を少し加えてあげたら良いのよ。」と先生がおっしゃっていた意味が分かるようになりました


恭子注:
「自分だけ仕合わせに」
つまり、人には押しつけないで、まずは自分だけマクロビオティックの食事をして、元気になれば、家族も付いて
くると言います。
が、大切な家族、自分のマクロビオティックの食事に、一品、動物性タンパク質の肉や魚や卵をつけてあげれば
2種類のおかずを作ると言う面倒も無く、いつかは、家族も良い影響が出て、健康になってくる、

いうことです。

 

夏休みにはキャンプに行ったりして、食生活も乱れた反省と願掛けの意味もあり、基礎科前期の終わる2週間程前から自主的に3回目の半断食をスタートしました。

最初の1週間ちょっとは麦茶の様な濃い色の尿が毎回出るようになり、背中には出た事のないプツプツが出たり、3週間ぐらい前に虫に刺された所が赤く腫れ痒みも伴い、同じ場所をまた刺された?と思うぐらいでした。

私の身体の中で、やっと排毒が始まりました。

また、夜遅くに便意をもよおす事が多かったのが、2週間の半断食を終えた辺りから朝、子ども達のお弁当を作ったり、ごそごそと活動し始めた頃にバナナの様な大きな便り来るようにもなりました。

私よりも子どもの方が反応が良い様で、次女は、ちょっと風邪を引きそうだと思えば、自ら梅醤番茶を入れて飲んだりしていますし、3回目の半断食で更に浮腫みも取れ足が細くなり、足の甲も骨ばった感じが出てきたなどと私が友人と話しているのを横で聞いていた高校1年生の長女が「今夜からお豆のご飯(雑穀玄米ご飯)を食べる!」と宣言したり。

ひとりだけお仕合せにが、長女にも伝わり始めています。

 

 今回の半断食は身内の様な存在の友達も一緒に始めたので、お互いにお豆のご飯ある?けんちん汁があったら分けて!とか一緒におかずを作ったり、お互いに届けに行ったり届けてもらったり助け合いながら続いています。

恭子注:
ひとのために、作ってあげるというのは、実は、一番実行しやすいのです。
友人が入院したときも、マクロビオティックの食事を作って、運んであげていました。
作ってもらう人がありがたいだけでは無く、やってあげる人も「益」を被るのです。
良い友人がいてよかったですね。

 10kg減ったものの誤差のようなもの。目標体重まであと4kg。頑張ります!

 

先生にお会いできて良かったです。

ご指導ありがとうございました!

私は冬が苦手で出るのが億劫になるので、後期には今回進まず卒業しますが、暖かくなったらまたお世話になると思います。

お身体ご自愛ください。

その時は、どうぞよろしくお願い致します。

 

お教室での基礎科前期のメンバーの皆さん!

本当に良い人達ばかりで楽しかったです。会えなくなるのが本当に淋しいです。

 

全てのご縁に感謝いたします。

皆が元気になりますようにお祈りいたします。

半年間ありがとうございました。


 恭子から一言
 
上にも書きましたが、

同じマンションに親しい友人がいて、その病気の方のために一生懸命、

「岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室」

「岡田恭子のらくらくマクロビオティック教室」日東書院 の中のおかずや玄米を作っては持って行く、

ことをしてあげていました。

人間は利己的に見えて、実は、ひとのために、動くときのほうが、熱心に実行できるのです。

家族のために食事を作っていて、あーもう大変だからいやだ、と思っていて、家族が旅行や諸事情でいない

ときは、自分一人だけのご飯を作るのが面倒になりませんか。

やっぱり、ひとのために、作る方がうれしいのです。

良い友人がいるあなたこそ、愛あるあなた、だと言うことです。